平成16年度第2学期試験 (科目  ヒューマンマシン関係論 夜間主 )  (担当  松尾太加志 )  持込可 60分

T. 次の各文にもっとも関連が深いと思われる用語を書きなさい。(64点)
  1. 機器操作はいくつかの段階の処理に分かれていて,それらの段階を順番にこなしていくことだと考えればうまくできる。
  2. メディアコミュニケーションよりも対面のコミュニケーションがもっとも優れているという考え方を揶揄するときに言われる。
  3. CMCの実験では対面場面に比べて,平等の発言がなされている。
  4. 相手が何に注目しているのかに気づくこと。
  5. 電話などをするときには,対話空間と物理的空間の2つの空間に存在している。
  6. CMCにおいて議論などが白熱することによって生じる誹謗や中傷。
  7. 物理的に離れていても,電話などで頻繁にコミュニケーションをとることによってあたかも近所に住んでいるかのような対人関係が形成される。
  8. 洗濯機の利用などにおいて,洗い,すすぎ,脱水,乾燥などの時間を細かく設定しなければならない。
  9. 集団極化の実験などでよく用いられる課題で生起確率がどの程度であるとその行動を選択するかどうかが求められる。
  10. 機械を使うことに依存してしまって,場合によっては通常の対人的かかわりができなくなってしまう。
  11. メディアコミュニケーションなどにおいて相手がそこにいるという感覚。
  12. 人間の関わりを4つの段階に分けたとき下から2段階に位置するもので,相手がいることに気づいているだけの段階。
  13. 正解が「スリップ」だったのに,書くときに間違えて「スリッフ」と書いてしまった。
  14. 正解が「スリップ」だったのに,「ミステイク」だと思い込んで,そう書いてしまった。
  15. エラーを防止する設計のひとつで,ある動作をしているときに勝手に停止できないようなしくみになっている。
  16. 自分が直接対象に関わっているという感覚で利用することができるインタフェース。
U. 以下の各設問に,120字以内で解答しなさい。(36点)
  1. 運転中の携帯電話がなぜ危険なのか説明しなさい。
  2. 集団極化現象を社会的アイデンティティ理論で説明しなさい。
  3. 機器利用におけるノーマンのメンタルモデルの考え方を説明しなさい。