平成17年度第2学期試験 (科目  ヒューマンマシン関係論 )  (担当  松尾太加志 )  持込可 60分

T. 次の各文を読んで,もっと適切だと思われる用語を答えなさい。(48点)
  1. 安全確認や要件連絡ではなくおしゃべりを目的とするコミュニケーション.
  2. 電子カルテネットワークではCMCにおけるどのような側面の開放が利用されていたのか?
  3. 電子メールによる相談は,書くということによるカタルシスの効果などがあると言われるが,その効果をもたらす方法1)は何と言われるか?
  4. 社会的アイデンティティ理論によると,CMCにおいて集団極化が生じやすいのは,脱個人化ともうひとつ必要な要因は何か?
  5. 機器操作などに熟達すると,ひとつひとつの操作手順を意識せずに操作することができるようになる.このような段階は何と言われるか?
  6. 一日中,コンピュータネットワークのRPGゲームなどばかりして,現実社会での対人的なかかわりをほとんどしなくなってしまう.
  7. メディアによるコミュニケーションよりも対面コミュニケーションのほうが優れているという考え方を揶揄するとき,どのような言い方がなされるか?
  8. 相手が注目していることにこちらが気づくこと.
  9. マウスなどを使って,対象を直接操作するようなインタフェース.
  10. 先生は,マウスの使い方のビデオを間違って持ってきてしまったが,これはどのような種類のヒューマンエラーだったか?
  11. プリクラをする際,いくつかの段階に分かれていると理解して行うとうまくできる.このような考え方で実行することは何と言われるか?
  12. 機器の操作などは,対象を見るだけで操作方法がわかるのがよい.このような場合,機器に何があると言われるのか?
U. 以下の各設問に,120字以内で解答しなさい。(36点)
  1. 阪神大震災のとき,CMCはどのような側面に役立ったのか説明しなさい.
  2. 運転中の携帯電話がなぜ危険なのか説明しなさい。
  3. 携帯電話で電話をかける行為をノーマンの7段階モデルで説明しなさい。
V. この授業の内容は実際の生活にどのように役立つのか,具体例をあげて述べなさい.(16点)

1) 赤字は修正追加部分.問題に誤りがありましたので,全員最低でも2点の点数をつけました.