平成18年度第2学期試験
(科目
ヒューマンマシン関係論 昼間主
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文を読んで,もっとも適切だと思われる用語を答えなさい。(60点)
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集団で議論したときに,極端な結論に至ってしまう傾向がある。
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電話をしている場合,自分が物理的に存在している空間と電話相手との対話空間が存在する。
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電話などで会話をしているときに相手が何に注目しているのかがわかること。
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表を描くときなど,直接罫線を描くことのできるインタフェース。
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メディアを利用するよりも対面のほうが優れていることを揶揄するときに言われる。
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CMCにおいて議論が白熱してしまい,誹謗・中傷にまで至ってしまう。
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車の運転に慣れてくると人と車が一体になり,操作しているという感覚がなくなり,直接対象世界と関わっているように感じる。
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人間はヒューマンエラーを起こしてしまうため,誤って使っても大丈夫な設計になっている。
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パソコンなどに対して,名前をつけるなど,対人的なかかわりと同じような行動をしてしまう。
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機器などを操作するときには,複数のサブ課題から成り立っていると考えることができるとやりやすくなる。
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ブログを書く効用のひとつで,他者との交流を通じて自己理解が促進する。
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機器の使いやすさに対するひとつの概念で,学習のしやすさ,効率のよさ,記憶のしやさ,エラーに強いこと,満足することなどが含まれる。
U.
以下の各設問に,120字以内で解答しなさい。(40点)
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テレビ電話が普及しない理由を対話空間と物理的空間の観点から述べなさい。
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「自立できる福祉」に対するCMCの有効性を述べなさい。
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機器利用におけるメンタルモデルの役割を述べなさい。