平成19年度第2学期試験
(科目
ヒューマンマシン関係論
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文を読んで,もっと適切だと思われる用語を答えなさい。(48点)
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自分の好きな時間に送受信ができ,リアルタイムに応答する必要がない。
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情報の伝達が目的ではなく,しゃべること自体が目的であるコミュニケーション。
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電話をする場合,自分が存在している物理的空間とは別に対話相手との対話空間を共有している。
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発話や書字が困難な人の意思伝達を支援してくれる装置あるいはその技術。
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メール相談などではメールを書くことによって,カタルシス効果,自己の問題の概念化,自己への気づき,自己の思考過程の追跡,自己開示,自分を守る役割などをもたらすと言われている。
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CMC上で議論が白熱して誹謗・中傷へと発展してしまう。
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インターネット中毒はその一例で,機械親和性が高く,対人不全にまでなってしまう。
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相手が何に注目しているかがわかること。
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コンピュータ利用場面などにおいて,自分が見ているものと自分が作り上げた結果が同じである。
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答えは「スリップ」なのに,間違って「スリッパ」と書いてしまった。
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テレビやパソコンも人間と同じように扱ってしまう。
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熟達者の知識は,もはや言葉では表現できないような知識になっている。
U.
以下の各設問に,120字以内で解答しなさい。(42点)
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留守番電話はなぜかけにくいのか説明しなさい。
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デュブロスキーらの実験について説明しなさい。
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鈴木らの課題分割プランの実験結果について,現実場面での機器利用に関して考察しなさい。
V.
この授業の内容は実際の生活にどのように役立つのか,具体例をあげて述べなさい.(10点)