平成20年度第1学期試験
(科目
コミュニケーション論 夜間主
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文を読んで,もっとも適切だと思われる用語を答えなさい。(45点)
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CMCでは,視覚的な匿名性があるため,個人の社会的属性に左右されずにコミュニケーションが可能となる。
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メッセージだけでは,その人の伝達意図を特定することができない。
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要素間の関連や構造についての知識で,命題的知識として表現されるものではない。
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機器のしくみについて頭の中に作られる概念モデル。
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社会的関わりがもともと広い人がメディアを利用することによって,社会的関わりがより広くなる。
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指差しのように発話の内容と結びつき,発話を補う身体動作。
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状況,文脈,環境的情報など,そのコミュニケーションの場で共有して持っている情報。
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実験協力者の接近に対して,近づいてきてほしくない距離まで来たときに止める。
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自分と異なる集団に属している人の特徴は同じようだと思ってしまう。
U.
以下の各設問に,60字以内で解答しなさい。(40点)
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錯誤相関とは何か説明しなさい。
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仲島ら(1999)の言う「フルタイム・インテイメート・コミュニティ」とは何か説明しなさい。
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文書のタイトルで「お知らせ」としただけではどこが問題なのか指摘しなさい。
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Social compensation modelとは何か説明しなさい。
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メディアにおける時間の制約の解放について説明しなさい。
V.
授業で紹介した以下の2つの実験のうち,ひとつを選択し,その実験の方法,結果,さらにどのような意味があるのかを120字以内で説明しなさい。(15点)
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コーエン(1981)の実験
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ミドルミストら(1976)の実験