平成11年度第2学期試験
(科目
コミュニケーション概論
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文は,授業で話をした事柄の記述である。記述が正しいものは,「○」を書き,記述が誤っているものは,何が誤りで,正しくはどうあるべきかを書きなさい。
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福祉は,人が介護してあげることによって,暖かみが伝わることが大事である。
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CMCにおいては,積極的に発言している人は,それだけ情報オーバーロードストレスを感じてしまう。
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メディアコミュニケーションは,対面コミュニケーションに近づけることをめざすべきである。
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機械を使いやすくするために,ボタンをひとつ増やすなどすると,最終的にコスト高になってしまう。
U.
次の各文にもっとも関連が深いと思われる用語を書きなさい。
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CMCにおいて議論が白熱し,誹謗や中傷にまでいたること。
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人と人との関わりの中で最上層に位置するもので,人と協同で作業を行なったりする場合がこれにあたる。
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集団で議論をした結果が極端な結論に達してしまうこと。とくに,CMCにおいて生じやすいと言われている。
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書字や発話が困難な人でも,コンピュータ技術を利用したこのような装置を利用すれば,他者とコミュニケーションが可能になる。
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ホームページによるコミュニケーションが電子掲示板のそれと異なる点で,情報の提示のしかたやその内容まで開設者が自由に設計することができる。
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機械親和性が高く,コンピュータなどにのめり込んでいってしまい,場合によっては対人不全を引き起こしてしまう。
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コミュニケーション場面において,相手が何に注目しているかがわかること
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インタフェースにおける第2の接面を意識しないで使える。
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設計者と利用者において,これが異なるために,利用者は使いにくいと感じてしまう。
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自分が直接対象に関わっているという感覚で利用することができるインタフェース。
V.
次の各問に対して120字以内で説明しなさい。
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音声だけの電話や文字だけの電子メールに比べて,TV電話に違和感を感じるのはなぜか,説明しなさい。
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認知的バリアフリーとは何か。
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障害者とのコミュニケーションにおいてCMCを利用することの利点を述べなさい。