平成16年度2学期試験
(科目
学習心理学
)
(担当
松尾太加志
)
持込不可 60分
T.
次の各文章にもっとも関連が深い用語及び人物を答えなさい。なお,人名は下記の人名群の中から選びなさい。(56点)
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飢えのような行動を内側から動機づける動因だけではなく目標に対する予期状態の和が学習行動を活性化する。
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回避反応は,古典的条件づけによる恐怖が媒介となり,その恐怖を解消する動因低減によって,道具的条件づけでの強化がなされていると考える説。
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ある感覚刺激でのCS-USでの実験を行うと,古典的条件づけにおける刺激等価性の前提や接近の法則の考え方とは矛盾する結果を示した。
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行動主義のひとつの特徴として,「自由にできる養育環境さえ与えられれば,どのような専門家にも育てることができる」とまで言った学者がいる。
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ある刺激のもとで,ある反応が起こったとき,それが満足や快を伴うと,その刺激のもとでの反応は強められる。
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強化説の立場に立てば,強化試行回数に応じて学習曲線は推移するはずだが,途中から強化を開始した場合でも,最初から強化をしていた場合と同じ結果を示した。
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偶然の成功と失敗をもとに刺激と反応が結合すると考えるのではなく,全体を構成している要素刺激間の関係を把握するに至る,知覚あるいは認知学習の過程とみる。
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弁別刺激,オペラント反応,強化子の3つの事象の関係について,どのような刺激のもとで,どのように反応すれば,強化されるかという関係性を表すもの。
【人名群】
エビングハウス パブロフ ソーンダイク ケーラー ワトソン
ガスリー ハル トールマン スペンス マウラー スキナー
ガルシア セリックマン レスコーラ
U.
次の各設問に答えなさい。
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眼瞼条件づけについて,以下の用語を使って説明しなさい。(13点)
条件刺激,無条件刺激,条件反応,無条件反応,空気の吹き付け,まばたき,音刺激
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以下の式は,動因低減説を表したものである。この式の中のS, H, D, E, Rはそれぞれ何を表し,H,D,Rでは具体的にはどのような内容が考えられるのかを書きなさい。(19点)
S → H × D = E → R
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以下の図は,オペラント条件づけにおける強化スケジュールを表したものである。強化スケジュールがFR5の場合とFI20秒の場合,どこで強化されるのか,例(FR1)にならって,図中に記しなさい。なお,いずれも時間0秒の時点での反応に強化されているものとする。(12点)