平成19年度2学期試験
(科目
学習心理学
)
(担当
松尾太加志
)
持込不可 60分
T.
次の各文章にもっとも関連が深い用語及び人物を答えなさい。なお,人名は下記の人名群の中から選びなさい。(63点)
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ある行動をすると食べ物を食べることができるような状況であると,飢えが低下するから,その行動が強化される。
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頭の中で考えて,どのようにすればいいのかがわかる。
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あるSのもとであるRが起こり,それが報酬によって伴われれば,そのS-R結合は強められる。
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音の直後に,餌が出るので,その音を聞いただけで唾液が出るようになった。
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オペラント条件づけでは,どのような刺激のもとで,どのように反応すれば,強化されるかの関係性が重要である。
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行動は目的によって記述すべきであり,目的を単位として行動を最も巨視的に捉える。
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「私に1ダースの健康でよく育った乳児と,彼らを養育するための私自身が自由にできる環境とを与えてほしい。そうすれば,そのうちの1人を無作為に取り上げて,訓練して私が選ぶどのような型の専門家にでも育てることを保証しましょう。」
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回避の学習には,条件づけられた恐怖が媒介となり,道具的な回避行動が学習される。
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反応を起す内的な興奮ポテンシャル(E)は,E=H×(D+K)という式で表現される。
【人名群】
エビングハウス パブロフ ソーンダイク ケーラー ワトソン ガスリー ハル トールマン
スペンス マウラー スキナー ガルシア セリックマン レスコーラ
U.
オペラント条件づけは,強化の種類とその与え方によって,正の強化,負の強化,正の罰,負の罰の4種類に分類されるが,それぞれの具体例を説明しなさい(実験でも日常生活場面でもかまわない)。(16点)
V.
次の各設問に答えなさい。
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移行学習について説明しなさい。(11点)
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以下の図は,オペラント条件づけにおける強化スケジュールを表したものである。@とAはどのような強化スケジュールかを記号で書き表しなさい。(10点)