平成17年度第1学期試験
(科目
現代人のこころ
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文章に最も関連のある心理学の用語を解答欄に記入しなさい。(45点)
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映画「グース」の冒頭のシーンを見ただけで,夫婦や親子の関係がすぐにわかってしまう。
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心理学では,客観的に観察可能な刺激と行動を記述することが大事であるという立場。
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自分の信念にあった都合のよいところだけを情報として取り入れてしまう。
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網膜に映った像だけから実際の3次元の物理的世界は構築することはできない。
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手前の指に焦点を合わせ,向こう側の指を離していくと,その指が二重に見えてしまう。
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問題が簡単すぎたり難しすぎたりする場合は頑張りと成績が相関しない。
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注意の容量は全体が決まっていて,容量を分配する形で処理がなされる。
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梅干を見ただけで唾液が出てしまうのは一種の学習である。
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右を向いたので餌をもらえたと勝手に思い込んで,しきりに右を向くようになる。
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逃避不能を学習してしまうと,その後の逃避学習で逃げようとしなくなる。
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誰にでも当てはまる記述を自分だけに当てはまっているかのようにみなしてしまう。
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記憶テスト「井口,梨,スイカ・・・」と提示すると、分類して覚えようとする。
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スキーマや推論の誤りを変容させることによってネガティブな感情が生起しなくなる。
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トラウマに原因を求めてしまうと,親から性的虐待を受けたのではないかと思ってしまう。
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意図学習よりも偶発学習の成績がよいのは、何の違いによって説明されるか。
U.
次にあげたものは授業中に提示したビデオや実験である。それぞれ、心理学のどのようなことについてのデモンストレーションになっているのか、簡潔に述べなさい。(35点)
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エイムズの部屋
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ロボカップ
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宛名自動読み取り装置
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志村けんのコント
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トムとジェリー
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「医者も手がすいちゃたまんねぇ」
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健太くんが病院に行った話
V.
ブラッドハラスメントとは何か、120字以内で答えなさい。(12点)
W.
この授業を聞いて,あなたの心理学のイメージは,どのように変わりましたか。授業での内容を取上げて具体的に書きなさい。(8点)