平成25年度第1学期試験
(科目
現代人のこころ
)
(担当
松尾太加志
)
持込:すべて可 60分
T.
次の各文章にもっとも関連のある用語を答えなさい.(32点)
-
網膜像の大きさが変化しても,大きさは変らないと知覚する.
-
網膜像だけからでは3次元的な世界は一意には特定できない.
-
駅前は駐輪禁止なのに,みんなが停めているから自分も自転車を停めてしまう.
-
大島優子が大好きなAくんは,たまたま「大島眼科」という看板を目にしただけでドキドキしてしまった.
-
レバーを押すと餌が出るような仕掛けにしておくと,ネズミはしきりにレバーを押すようになる.
-
ひとりでやるよりも皆と一緒にするほうが力が出る.
-
孵化後はじめて見た動く対象を追う.
-
自由再生実験などにおいて項目を分類分けして覚えようとする.
-
綱引きなどで自分だけ力を出さなくてもよいと思ってしまう.
-
ロボットは,試験がすべて持ち込みだと言われると,心理学者を連れてくるかもしれない.
-
試行錯誤に行わなくても,見通しを立てて問題解決がなされる.
-
人間の発達を調べるのにロボットを作ってみてモデルに当てはまるかどうか検証する.
-
兄弟の下の子は,上の子がどのようにすると叱られないかを見て学習する.
-
暗算などの計算に使われる記憶の貯蔵庫.
-
対話相手が人だと判断されれば,そのコンピュータは知能を持っていると考えられる.
-
トラウマ探しをし,性的虐待を受けたといった記憶をねつ造してしまう.
U.
以下の各設問に括弧内の文字数以内で解答しなさい.(14点)
-
クレーター錯視とはどのような現象であるかを述べ,なぜ生じるか説明しなさい.(120字)
-
ある動物が赤と青を識別できるかどうかを調べるためには,どのような実験を行なえばよいのか説明しなさい.(120字)
-
フット・イン・ザ・ドアとはどのような技法か説明しなさい.(60字)
V.
この授業(松尾担当の部分)を聞いて,あなたの心理学のイメージは,どのように変わりましたか。授業での内容を取上げて具体的に書きなさい.(4点)