平成11年度第2学期試験
(科目
現代人のこころ外国語学部
)
(担当
松尾太加志
)
持込可 60分
T.
次の各文のうち,内容が正しいものをひとつだけ選びなさい。
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A型の血液型の人の性格は几帳面である。
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人は,網膜に映った像だけでは,物の大きさを知ることができない。
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右眼の網膜像と左眼の網膜像は同じである。
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記憶は,覚えようと努力したほうがよい。
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プロの将棋の棋士は,コンピュータよりも多くの手を読むことができる。
U.
次の各文章に最も関連のある心理学の用語を解答欄に記入しなさい。
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医者に行って,痛い注射の経験をした子どもは,白衣を見ただけで泣いてしまう。
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授業にほとんど出席をしないで,いい成績をとってしまうと,出席しなくなる。
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朝起きて学校に行くまでに行なう一連の行動の系列について,私たちは知識を持っている。
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網膜に映った2次元的な網膜像から,導き出せる3次元世界は,ひとつではない。
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文字チェックのような簡単な作業をするよりも,愉快度評定をさせたほうが,記憶はよくなるのは,これの違いによる。
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記憶容量として7±2程度であると言われ,作業にも利用される。
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タッチタイピングができる人は,「左の小指が"A"に対応する」といった知識とは異なった知識を有している。
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この試験問題の問Vの解答を,教科書の丸写しで書いた場合,その学生は理解していると言えるだろうか。
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この試験は「すべて持ち込み可」だが,知り合いの心理学の先生を連れてきた場合,それは許されるのだろうか。
V.
次の各問に120字以内で答えなさい。
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シュレーダーの階段がなぜ一方が優位に見えるのかを例として,人間の知覚の本質を説明しなさい。
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カクテルパーティ効果とは何か,説明しなさい。
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情報を長期記憶に保持させるためには,どのようなことが必要か,授業中に行なった実験を例として,説明しなさい。
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コンピュータ科学の進展が「こころ」の問題を考える上でどのように関わるのか,2つの点について述べなさい。
W.
この授業を聞いて,あなたの心理学のイメージは,どのように変わりましたか。授業での内容を取上げて具体的に書きなさい。